お知らせ

info

2021.02.15   お知らせ

サンティアゴ巡礼路の状況について(2021年2月10日現在)

サンティアゴ巡礼路の状況について(2021年2月10日現在)

コロナ過のスペイン及びサンティアゴ巡礼路の状況については友の会のFacebookでお知らせしておりますが。Facebookをご利用にならない方もあり現地の情報を掲載します。現地の状況については日々変わっておりますので随時最新情報をお知らせしたいと思います。
海外渡航が自由に出来るまでサンティアゴ巡礼は難しい状況ですが今後の皆様の巡礼計画のご参考にして頂ければ幸いです。

1:スペインのコロナ感染状況
スペインの感染状況については下記のサイトが参考になります。
1)感染者の推移、規制情報等
  感染者の状況(グラフ等)
① スペインにおける新型コロナウイルスの感染状況・グラフ(REUTER COVID-19 TRACKER)


② rtv Coronavirus特集サイト

2)スペイン国内、各州の規制状況
① 外務省 海外安全ホームページ (スペイン)


② 在スペイン日本大使館 新型コロナウイルス

2:サンティアゴ巡礼路の状況
2.1 スペイン政府のの観光客受け入れ規制、行動制限等について
・スペインのサンチェス首相はこの夏の終わりまで海外からの観光客受け入れを行わないと表明しました。スペイン国内でのワクチン接種率が70%となることが目標との事です。

・スペイン郵便局のサンティアゴ巡礼サイト(El Camino con Corros)では下記の通りサンティアゴ巡礼の実施は困難と警告しています。
「The Camino de Santiago and Covid-19」
① スペイン政府が現在サンティアゴ巡礼を行うことは難しいと述べている。
② ガリシア州、ラ・リオハ州、ナバラ州、アラゴン州は州境を閉鎖し、カスティーリャ・レオン州は下記の外出規制宣言が解除されるまで継続する。
③ Xunta(Galici州)は年末のサンティアゴ大聖堂の聖年行事後に一時巡礼者の受け入れを許可したが現在は措置が終了しており、州内のすべての公営、私営アルベルゲを閉鎖している。
④ スペイン政府は午後11時から。午前6時までの移動制限を行っており2021年5月9日まで有効としている。
注:各州の規制状況は現在変更されています。

2.2 アルベルゲ(Alberuge)の利用及び開設状況
前項の通り公営、私営アルベルゲを閉鎖している州もありますがコロナ過の終息後も下記の状況が継続すると思われます。
① アルベルゲの利用ついて
・ 公営、私営アルベルゲとも予約制になる。
今後、宿泊について事前の予約が必要になります。
・ 宿泊巡礼者の制限
安全衛生規則に適合しているため、他の年に提供された場所の50%のみが利用可能になることに留意する必要がある
・ アルベルゲ利用のルールが徹底されます。
施設内でのマスクの着用、消毒の徹底、ソーシャルディスタンスの確保等

② アルベルゲ開設状況
昨年春からの規制で巡礼者が急減しており多くの公営。私営アルベルゲが休業、廃業しています。 今後も同様な状況が継続すると思われますが下記のサイトで開設状況を把握する事が出来ます。
La Red de Albergues del Camino

Alojamientos Camino de Santiago (El Camino con Correo)


Camino de Santiago en Galicia

3 サンティアゴ大聖堂について
・聖年の延長
2021年は聖年でサンティアゴ大聖堂の聖なる門(Apertura Porta Santa)も開門しました。
現在のコロナ過に鑑みローマ教皇が2022年年末までの延長に同意されました。
サンティアゴ大聖堂は外装、内装の工事も終了してミサではボタフメイロも行っています。
Año Santo Compostelano 2021

一日も早いサンティアゴ巡礼路の再開を願っています。

ページトップへ矢印