Q&A (宿 泊)

Q アルベルゲ(Albergue)とは何ですか
A アルベルゲ(Albergue)は巡礼者を対象とした宿で、自治体、教会又は修道会が運営している公営(Pubrico)のものと現地友の会や個人が運営する民営(Privado)があります。
アルベルゲは原則1泊で、天候や体調不良でオスピタレロ(管理人)が「止むを得ない」と認めた場合を除き連泊は出来ません。ベッドは2段ベッドの所が多く、受付時に寝る場所を指定される所が増えてきましたが、男女の区別なく先着順に好きなところを選べる所が一般的です。受付は場所によって違いますが正午~夕方4時からで、受付が始まるまで表にザックを並べて待つこともあります。
また、「北の道」等のまだ巡礼者が多くないルートのアルベルゲには鍵が掛かって おり、電話で管理人に来てもらう所もあります。 アルベルゲは徒歩による巡礼者が優先で、自転車による巡礼者の受付は5時を過ぎ ないと受け付けないところもあり、注意が必要です。 夜は10時頃に門限がある所が多く、朝は8時までには退出させられる所が多いです。
料金は公営や現地友の会が運営するアルベルゲでは、10ユーロ前後が多いですが、 個人が運営する私営(Privado)では10~15ユーロが多いです。寄付(Donativo)の場合も他の宿泊施設に鑑みて相応の金額をおいてくるように心がけましょう。前に泊まった方の寄付のおかげで今日泊まることが出来た、と考えて下さい。


Q アルベルゲに食事は付いていますか
A アルベルゲは基本的には公営・民営に限らず食事なしの素泊まりですが、アルベルゲの運営方針又は所在地近辺にバル・レストランや食料品を売っていない所では有料で食事を提供してくれるところがあります。(その場合は受付時に要否を聞かれます。)
アルベルゲおよび所在地の情報は、友の会が発行するガイドブック等から知ることが出来ます。


Q アルベルゲに洗濯機・乾燥機がありますか
A アルベルゲによりまちまちですが洗濯機、乾燥機を置いてあるところが多くなりました。 有料でそれぞれ4,5ユーロ(洗濯機・乾燥機)程度です。(洗剤も自動販売機で1ユーロ程度で購入できるところがあります。)


Q アルベルゲで自炊が出来ますか
A アルベルゲにキッチンがあり自炊が可能なところもあります。もし自炊するのであれば事前にオスピタレロに確認をし、不足しているものをスーパー等に行って調達してください。ガリシア州内のフランス人の道上の公営アルベルゲでは、キッチンはありますが調理器具・食器等が備えてありません。他の巡礼者と食事を分け合ったり、歓談するのもカミーノの楽しみの一つです。是非、トライしてください。


Q 宿泊先でクレジットカードが利用可能ですか
A アルベルゲではクレジットカードは使えませんが、オテル(Hotel)、ペンシオン(Pensión)では使用できるところがありますので確認して下さい。基本的には20ユーロ以下の支払いは現金で支払うのが良いでしょう。


Q 宿泊の予約は可能ですか
A アルベルゲ(Albergue)は基本的に予約できません。オテル(Hotel)、オスタル(Hostal)、ペンシオン(Pensión)や一部の民営(Privado)のアルベルゲは予約出来るところがありますので、Mundicamino, EROSKI のホームページのアルベルゲ/宿泊所情報で確認してください。


Q サンティアゴ到着後の帰路にアルベルゲを利用する事が出来ますか
A サンティアゴからの帰路を歩く方又は途中での宿泊にアルベルゲを利用する事は可能です。この場合もサンティアゴまでに使用していたクレデンシャルを見せる事が必要です。


Q 冬季にアルベルゲは開いていますか
A フランス人の道では公営(Municipal)のアルベルゲは殆どが通年営業ですが民営(Privad)のアルベルゲでは11月~3月の期間は閉鎖しているところがあります。ガイドブックやHP等での事前確認及び現地での確認をしてください。


Q パラドールの予約は日本から可能ですか
A パラドール予約のホームページ「Paradores de Turismo」(英文あり)から日本からでも予約可能です。


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